日展作品集

 以前すみこばーちゃん療養先の来客コーナーに見つけた第十三回日展作品集が気になって、日本の古本屋で探して購入した。展覧会の図録など、退屈なものと思われてもしかたないのであるが、これがなかなか素晴らしい。彫刻の部では、彫刻作家の方の渾身の作が絶妙のライティングのもとに紹介されている。毎年の作品集を集めて総覧できれば、おそらく野外彫刻作品の探し方も変わるに違いないと予感するのである。
 しかしながら、伝統の日展は今年で45回を数えるというのであるから、あと44冊をなるだけ安価に入手しようと思えば、あまり高い値札をつけていない古書店さんで、ある程度在庫がまとまっているところを見つけて一度に数冊発注して、送料を節約するという戦略でいくしかあるまい。懐かしくも元野良営業先の近くのメガ古本屋さんで1冊500円程度で5冊シリーズで発注。
 >後日記:メールでの連絡がなく、お店がディスコンしてしまったのではないかと気を揉んだが、転送がうまく行かなかっただけのようである。なお、注文したうちの2冊には、格子線を引いて作品のバランスを研究された形跡があるとのことで、そのページをデジカメで撮影したのを添付してくださった。これらは割愛して別の回のものを買い足し、送料込みで1冊700円程度となった。11月26日に到着。

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