タオル博物館ICHIHIROの近藤哲夫彫刻作品

 こちらに彫刻作品がありそうだとの情報を得ていたが、Google streetviewでは確認できなかったのである。
 百聞は一見に…ということになるが、行ってみると玄関の植え込みの中に近藤哲夫《翔》を見つけた。

 一階入り口を入ったところで、受付デスクの右隣りに日彫展奨励賞の《望郷》が設置されている。屋内だけあって、鋳肌の傷みがない。受付にいた係の方に撮影してよいかお尋ねすると、問題ないとのことであった。また、近藤作品は館の内外に全部で4体あることを場所を含めて教えてくださった。

 4階のレストラン王府井入り口脇で《陽の中で》を撮影。

 近藤哲夫氏は、奥様のガン平癒を祈願して突然木彫を始められ、彫刻の才能が開花されたのだという。日展入選を経て、退職して彫刻家になられたという異色のご経歴の持ち主である。この美術館に4体集まっているのは大変幸せなことで、次の《海原》は、JR北鴻巣駅前のさきたま緑道に設置されている由である。

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