広島県産の培養できない菌類


帰宅すると、CEOが(珍しくも)待ちかねたように、お使いものでいただいた松茸を示す。
筆者の母の実家には松茸山があって、筆者もひいおばあちゃんに連れられ松茸狩りに行ったことがある。松茸の生える場所の地図はひいばあちゃんの頭の中だけにあって、結局誰にも受け継がれることなく、認知症になったひいおばあちゃんとともに鬼籍に入りぬ。まだ幼稚園児くらいだったのだろうか、筆者には雨で増水した二つの池の間の冠水した堤を号泣しながら渡った記憶しかないが、それを手がかりにそのうちGoogle mapで調べてみたいと思う。
記憶に残る往時のものの大きさと比べても、これは大きい方であろう。その分香りはやや弱いように感じる。猛暑の夏ははたして松茸の生育に適していたのかどうか。
 >後日記 同じ集落内の墓所の裏山にあたる山の手に、2か所の候補を発見。いずれも池のまん中を道が貫通しているように見える。瀬戸内地方の山の手の例に漏れず、近隣にため池は多いのであるが、ご近所を見回してみても他にはこのような例は見つからず。古墳群が存在するような地域であるから、その昔ご先祖様は山道の先を要塞化するためにきわめて巧妙な仕掛けを造り給うたのではないか、などと想像する。

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