SDRのための超お買い得ドングル


SDR特集のトラ技で見かけたaitendoというサイトで高性能チューナーチップR820-T搭載ドングルに外付けアンテナまでついた特売品を発見。送料を入れてもamazon.co.jp価格の半額である。
もともと、なうなうさんのブログで実績のあるDT-DS801を手堅く購入したのであった。ただし、なうなうさん曰く「ちなみに、今回の用途用に新たに買う場合は、チューナーチップにR820Tを使っている物を買うと良いようです。物としては一番新しいチップであることから、受信範囲が広く感度も良いと、もっぱらの評判です。」とのアドバイスがあったけれど、1000円台のものを見つけることができなかったのである。ただし一旦稼働するようになると、「ネットで評判」のR820-Tドングルが気になりはじめた。
SDRの動作確認ができたら、次はアンテナを工夫して受信帯域の電波をうまく捉えるという楽しみがあるが、その前に受信機の聴き比べというところだ。ドングル単体での受信可能範囲は概ね50 MHzから1 GHzで、この中にはFM放送、自衛隊無線、航空無線、防災無線、昔のVHF UHF TV放送、デジタルTV放送、気象衛星からのダウンリンクなどが含まれる。SDRで聴取できるのはアナログ放送であるので、これだけのカバレッジがあってもFM放送以外で、リアルタイムで運用され続けるのは航空無線くらいではあるまいか。
そういう意味では、そのままでは受信できない中波のAM放送や短波放送の周波数を変換するHFコンバータのキットを製作してオールバンド化すれば、さらに世界が広がるのであろう。このキットも2000円と、高性能受信機の価格帯からは逸脱しているのが痛快である。

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