早良逍遥マップ

 昨晩退社する際にケータイを忘れて帰った。さらにiPadを本店営業部に置き忘れていた。普通なら一晩仕事にならないところである。本日出社して回収の後、借りていた本を返却しに福岡総合図書館に回る。
 郷土の図書のコーナーに、自費出版らしい「早良逍遥マップ」とその続編を発見した。著者内山俊典氏は脊振周治院の近くにお住まいの郷土史家とお見受けしたのであるが、これはかなりのお見逸れであったことが判明する(後述)。早良区の、それこそ筆者が徘徊してきた地域の史跡や伝承から近代産業遺産までをも網羅しておられる。特に旧街道については、巻末に詳細な見取り図が掲載されており、筆者が独自の調査で同じ結論に達していた(というのも大げさであるが)のですっかり面白くなる。借りて帰ってiPadに入れておくべきではないかとしばらく逡巡した。
 しかし、借りずに帰ってきて検索してみるに、著者は九産大の経済学部の教授にあらせられ、これらのPDFが、内山研究室のホームページからダウンロードできるのに一驚。早速iBooksで読破した。

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