フラットベッドスキャナでとった見開きのPDFを左右別のページに切り分ける

 見開きのPDFをiPadで表示すると、横長フォーマットになって、ページごとに拡大して、めくる時にピンチしたりという面倒な作業が必要である。なるだけ手間をかけずに1ページずつ読めるようにすることを試みるのである。
 用意するソフトウェアは、AcrobatおよびFlexRena84。
 見開きでとったPDFのコピーを2つ作って、それぞれ右(奇数ページ)用と左(偶数ページ)用にする。慣れるまでは、別のフォルダにペーストして隔離しておくのがよいであろう。別々のファイルで作業をすすめるなら、ファイル名を変更しなくてもうまくいく。それぞれのファイルをAcrobatで開き、奇数ページまたは偶数ページを「トリミング」して一旦保存。その後、「ページを抽出」で全ページ対象に「ページごとのファイル生成」を選択。オリジナルのページ番号を付したファイルが生成される。これを左右両方のファイルで行なう。
 次に、FlexRenamerで「高度なリネーム」→「連番+拡張子」を選んで、スタートを01または02とし、インクリメントを2とすると、互い違いのページ番号のついたファイル名に書き換わるので、後は左右のページのファイルを混ぜて、Acrobatのページ追加で一気にひとまとめにできる。ただし、ページの配置のオプションを「最終ページの後に追加する」としておかないと、エライめにあう。

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