羊をめぐる冒険(上)

 昨晩近隣の古本屋にて、下巻は見つからないまま購入してきて自炊。それをつい湯船で読み始めて、そのまま夜ふかしして読了。ついでに(気になるので)手持ちの下巻を本棚に探すと、2冊並んでいた。そのうちの一冊は「羊をめぐる冒険」をめぐる冒険からの帰途、天神で購入したものと思われる。これで上下巻揃いで自炊完了なのである。
 それにつけても、《風の歌を聴け》、《1973年のピンボール》そして《ダンス・ダンス・ダンス》と、同じ時代の断片が少しずつオーバーラップしているのである。ゲノム解析風にいうと、四部作をショットガンシーケンスして、「村上春樹の物語」のスキャフォールドを構築するという感じであろうか。
 というわけで、かの地へは、四部作の自炊を完了させたのを機内で読みながら往還したい、と発願して入眠。[本]

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