古書買いの経済学

 それで、かつてWIRED日本語版の巻末に連載ページのあったネグロポンテ教授の著書の古書を、amazon.co.jpで購入したのであるが、本のお値段が15円というのは申し訳ないようなお値段である。当然それに郵送料がかかるので、できれば同じ出品者さんからおまとめ買いして送料を節約したいと考えるのである。
 同様の事情は、マルチベンダーの日本の古本屋サイトでも同じであるが、「ついでにこれも買っておこう」という、リアルの古本屋さんなら当然あるべきセレンディピティ支援機能が足りないような気がする。古書の場合には一点買いの様相を呈する場合も多いから、A書とB書を共通に在庫する古書店は見つからないことのほうが多いのかもしれないが…。うろ覚えながらeBayの方が同じセラーの「ついで買いもの」をうまく捜せたような記憶あり。
 やっとの思いでプロトコール本を見つけて購入。2004年に1冊目を購入して以来の3度目の正直なり。今度こそ持っていかれないように自炊してしまうこととする。

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