自炊は、良い裁断機と優秀なスキャナがあれば、お茶の子さいさいであるかといえば、さにあらず。デザインに凝った本ほど、ページの天地の自動認識もアヤしくなりやすい。そういうわけで、電子製本工房の作業スペース兼書庫として、5O GB借りる。借家料は月9ドル99セントなり。以前イベント準備のボーナスで貰った16 GBに積み増しして、66 GBである。スキャナの出力フォルダをここに指定しておけば、自動的にテキスト化してくれるし、Acrobatでページのオリエンテーションをかえると、pad系端末でもすぐに反映されることを期待している。ということは、ネットワークに接続した状態でなければ本が読めないということだが、今までだって、本のない場所では読めなかったのだから、似たようなものであろう。
一方で、音楽ライブラリのクラウド化のために、zumodriveで50 GB借りようかと思っている。ストリーミングで、Android端末からも聴けて、PCやMacのiTunesには、あたかも自分のライブラリであるかのように思いこまさせておいて、iCloudやamazonのクラウドのできによってはすぐに解約するかもしれない。
というので、Dropboxの内容のおまとめなどして、66 GBの25%ほどを消費したところである。しかし、その状態ですらハードディスクに余裕のない機械でシンク中にハードディスクが満杯になるエラーが発生するので、弱ってしまった。外部SDメモリがたかだか32 GBしか増やせないAndroid pad系端末でも同じ問題点が露見する危険性あり。128 GBのmicro SDXCメモリが使えるようになるまでは、小細工を弄する必要があるのかもしれぬ。[文献整理]
