携帯電話機種変更

 2年前、筆者はW-03 premiumからiPhone 3Gに変更した。今年5月末のイベントに向けて、準備業務での使用を想定していた。期待通り、モバイル環境からGoogle calendarおよびGoogle contactにアクセスできて、おかげをもってイベントも成功裏に終了させることができた。その事業報告書の提出を待っていたかのようにスティーブ・ジョブズ氏がApple Inc. CEOを引退することになったのは象徴的である。この2年の間にハードウェアは2世代進み、とうとうiOS 4.3アップデート対象機種からリストアウトされてしまった。
 一方でandroid padでmazecを経験すると、iOSの小さな領域での指の不確かな操作は、筆者にはどうしても緊急避難的な入力方法に思えてならなくなった。おそらく40代なかばまでなら、苦痛でもなんでもなかったと思われ、筆者の遠視が進行したことと深く関係しているのであろう。
 (欧米ならば)新学期に備えようというのでもないが、おととい発売開始の009SHに変更しようかと考えていた。しかし、旧機種ながらプレミアムな性能のandroid携帯に変更することにした。通常運用では通話とメールはほとんど自宅・家族に限られるし、Googleのアカウントに保存したスケジュールや住所録の管理がiPhoneと同様にうまくいくことは既に実証ずみである。何よりもmazecが使えるというメリットが大きい。
 2年前の時点では、androidケータイは機種変更の候補に上らなかった、というよりも影も形もなかったことを考えると、これからの2年の縛りの期間に、どのような技術的なイノベーションがあるかは、想像を絶するけれど、それはまたその時点で考えることになろう。[Android]

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