説舌バナナ

 遊学していた子ども二人が帰ってきて、久々に家族5人になった。いつも口数の少ない上の子がえらく饒舌で、ははぁんこいつどこかで説舌バナナを食ったな、と勘づいた。
 アタゴオル博物誌8巻23頁によれば、「味は苦くて食えたものではないがこれを食べると動物でも言葉を話すことができたといわれている」とある。詳細は、アタゴオル玉手箱 (1) を参照されたい。
 独身時代にMOEの連載をリアルタイムで読んでいたアタ玉を、今さら読み返してみるに、星街の家の壁に貼ってある音声動画付きの広告ポスターが実にFlashであったり、銀河コーヒーを飲んでできる自分だけの切手を貼って出した手紙が、音声付き3D動画のボイスメールであったりすることに驚愕する。
 ふたりの子どもを嫁に出すときには、何はなくともますむら・ひろし氏の著作全集を持たせたいと大まじめに念じている。[本]

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