Nixie ClockとGoogle Translate

 時々何かの拍子に真空管魂のフィラメントに灯が入ることがある。cokeさんのサイトのアクセスカウンタもそのひとつである。先日、CEOが単身帰省することになった、入院中の岳父もまた、筆者の連想リストの中ではニキシー管へのリンクを持っている。まだ上の子がMacintosh Portableで遊んでいた頃であったろうか、Casioの一番最初のニキシー管電卓を見せびらかされた記憶あり。0÷0というような計算をすると、そのニキシー管の数字が一番下の桁からだんだんに無限大に向かってインクリメントされていくのが、何とも時代がかっていてほほえましいのであるが、出始めの頃の電卓は、そういうものであった。
 それですきあらばニキシー管の時計など組み立ててみたいと、あちこちのキットなど品定めしてみたくなるのである。とはいうものの、プリント基板の配線にうまくハンダを載せることができるのかどうか、自信がない。
 ニキシー管っぽく時刻を表示してくれるiPhoneアプリを買ってしまえば、それでよいのではないかと捜してみればいくつか見つかるのであるが、システムの時計表示フォントがニキシー風になってほしいのが本来の願望であって、わざわざ時計アプリを起動してニキシーを見たいわけではないということに気がついて断念した。
 そのうちにGoogle Translate for iPhone音声認識して任意の言葉に翻訳したのを発音してくれるというのを聞きつけてインストール(無料)。早速いろいろ通詞をしてもらおうと思うが、まずこちらの話した言葉を認識するのに、光が月まで行って返ってくる以上の時間を要す。これでは火星人と火星語会話するようなことでもなければ、会話のスピードに追いつきそうにない。[iOS]

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