Voigtlander Nokton 25 mm F0.95とLumix DMC-GH2

 日曜日に運河回廊で執り行なわれた野暮用の帰りにBicカメラで仕入れてきた情報誌「最高権威デジタルカメラグランプリ」をお風呂読書していて、驚愕する。
 それが25 mm F0.95という、世界史上最強のレイテンキューゴーのマイクロフォーサーズレンズである。これはすごい。しかも、この明るさにして実売価格7万円台とは尋常ではない。Canon EF 24 mm F1.4Lが17万円台の高値の花であることから考えれば、がぜん買う気になる価格帯であると言える。
 もちろん財政的にそのような余裕があるわけではないけれど、何となく《もっと光を魂》に火がついた感じで読んでいると、動画撮像性能が一段とアップしたLumix DMC-GH2も褒めちぎられている。ボディーのみなら8万円台である。
 ジンバル雲台Benro GH3も、野鳥の撮影には欠かせないと言われるもので、従来品よりはかなり安価の7万円台である。今使っているGitzoの雲台は、重くてガタがあるけれど、中古価格2500円であったから多少の不便には目をつぶるのであるが、カワセミを発見してあわてている時など、全然フレームが決まらないことが多い。Ai-s Nikkor 400 mm F3.5[ED]の重さに負けているという可能性もあるが、フリーストップで使えるジンバル雲台があればどんなによいであろうと考えてしまうのである。
 という具合に、この情報誌は主にそういう価格帯のモノをきらびやかな写真とともに紹介する構成であることに気がつく。まあ、まんまと罠にはまってしまったわけである。とにかく物欲がまだまだなくなったわけではないことを確認して、人生の希望が少し見えてきたような気分で風呂からあがる。[もっと光を]

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