試料容器A室の微粒子のほとんどがイトカワ起源と判明

 国民的関心を集める成果が報告されて、(スパモニで観た)CEOの方がいまや筆者よりもイトカワ通である。多くを占めるのはカンラン石であるらしい。もともとどこかの超新星で合成されたと考えてよいのであろうか。それとも輝石中の鉄とマグネシウムの比は隕石に類似しているということであるから、小惑星の母天体の地殻のかけらと考えるべきなのか。その生成の年代は興味深い。月のレゴリスにも長年にわたって降着した同種の粒子が多いのであろうか。などとついつい発想はin silico方面に行ってしまうのである。[はやぶさリンク]

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