野良ロケ

 散り残った桜を求めて室見川河畔公園へ。そういえば最近、公園の主であられる方にお会いしてないなと思っていたら、いつものごとく愛犬を従えて川沿いの道を向こうからお出ましになったのには驚くと同時にうれしかった。自転車を停めて二言三言ご挨拶をする。
 この方は、白髪まじりのヒゲを伸ばした仙人のような容貌に、真っ赤な野球帽、ベストがトレードマークである。何年前であったか、最速の桜の木の下で声をかけられたと記憶するが、その時は使用機材(当時EOS D60であった)を瞬時に言い当てられたのであった。室見河畔ではお会いするたびに、数百メートル離れていてもお互いに帽子をとって挨拶を交わすしきたりであったが、最近お会いすることが絶えてなかったのは、筆者が昼間出歩きにくくなっていたことにも原因がある。
 本日は、かの時とは逆に、主氏の方が胸にEOSを提げておられた。[カメラ]

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