C-mount-micro fourthirdsマウントアダプタ

 先日のステージロケではFD 50 mm F1.4, FD85 mm F1.2を絞り開放で使用した。クラシック音楽のバイオリニストさんの動きは穏やかなもののように見えて、三次元的に揺らぎながら演奏するので、紙のように薄いフォーカスを当てながら追いかけていって、画質の点で使いものになるISO 400でなんとか動きを押さえられるシャッタースピードを確保できる。それでもボケ、ブレの多発している1,200コマの中から表情の良いものを荒選りしていくと30コマほどにしかならない。
 それよりも引いた画角ではLumixブランドのズームレンズに頼るが、暗いレンズであるから動きを止めるのは一層難しい。35 mm換算の50 mm、標準レンズの画角の明るいレンズとしては、筆者のレンズ保管庫には以前eBayで購入して死蔵しているCマウントのSwitar 25 mm F1.4しかない。micro fourthirdsなら使える可能性があると、初夢のお告げのあったレンズである。チョートク師のKCチョートクカメラ日記によれば、以前安値安定していたCマウントレンズがG1(あるいはE-P1)効果で暴騰している由。いろいろ意味で出遅れてしまった筆者であるが、逆に言うとこれまで値のつかなかったSwitar 25 mm F1.4を売り抜けて、(こちらも高値品薄傾向であるが)FD 24 mm F1.4Lあたりを確保する好機かもしれないのである。
 市場での評判をそれとなく検索してみるに、絞り込むと周辺のケラレが著しい由。Flickrで原版をチェックするに、中心を少し外れたところから信じられないような像の流れが生じている。これでは一般のマイクロフォーサーズファンの皆さんは見向きもしないに違いない。裏日本の陰鬱な晩秋の日に一層気分が滅入っていたが、入門用のレンズとして人気を博しているように受け取れる記載もある。[カメラ]

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