Fuji Finepix Z200fdブラック在庫限り\24,980(某店にて)

 現行のNikon Coolpix S8は、レンズがZoom Nikor EDで、ED レンズを使った優秀な屈曲光学系なのであるが、電源ボタンを押して起動する際やフォーカスを合わせるのにどうももたもたする印象がある。などと考えて、前に使っていたコンパクトデジカメを集めてくる。DiMAGE Xtは充電器に乗せても充電が始まらず断念。Coolpix S8を握りなれた手には、DiMAGE Xシリーズの筐体が何とも大きいものであるということに気がついた。ところが、並べてみると横幅に関してはS8の方が長いのも意外な発見であった。
 もっさりしていようが、レンズカバーを開けるとスイッチが入って即撮影モードに入るX50には、コンパクトデジカメの理想形を見る思いなのであるが、常にポケットに入れて生活していた1年と4か月半の間にKonica-Minoltaのブルーのエンブレムがはがれてなくなっているし、歩いていてどこかにぶつけてあちらこちら凹んでいるし、充電器が行方不明でバッテリを充電することすらできない。というようなわけで、在庫限りマークのついたFuji Finepix Z200fdブラックがそろそろ買い時のようにも見えてくる。
 Z200fdの性能諸元によれば、突起部を除くサイズは92.0×55.7×20.0 mm(W×H×D)、バッテリー、メモリーカードを除く質量 約134gで「世界最小・最薄」を謳っている。現行S8は約93×59×20 mm、約135gなので、高さを3.3 mmつめたり、質量を1 gつめたりするあたりでワールドレコードを競っているわけであろう。画素数が多いことも、実用上はすでにオーバースペックになっているわけで、追加のメモリーカードやハードディスクの需要を拡大するという意味では必要かもしれないが、デジカメの商品価値としてはアピールしない時代になってしまったものである。
 それでも、どうしても差別化を図るため、画像処理アルゴリズムの改良にしのぎを削り、顔認識などの機能が充実してきているらしい。筆者のようなをやぢになると、「恋するタイマー」などは使う機会がないので、むしろ名刺を接写してOCRできたり、顔写真とマージさせる機能の方が使い道がありそうに思える。ヱビちゃんに憧れて買う若い女性層には不要の機能かもしれないが…
 さて、逆にX50をリストアするのにはどのくらいかかるか。筆者のX50はフレッシュシルバーなのであるが、発売時のプレスリリースによればグラファイトブラックもあった由。黒色の外殻に交換してもらったりできるのであろうか?外筐の傷による交換など、本体機能の維持に影響しない部品交換の場合は、別途部品料金が追加されますので、見積りを依頼してください。と書いてあるところをみると、受け付けてもらえそうにも思われる。[屈曲光学系コンパクトデジカメ]

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