晴天に誘われ敷地外に出たついでに、足を伸ばしてエブリデイロープライス系衣料品店の吊るしのウェストポーチを購う。その魅力は容積が結構大きいということと、独立した3連のサブポケットがついているということである。ファスナーを開ける安っぽい音やタグのチャラチャラした音はどうにもイカンのであるが、\1,900の品399円と印字されたプライスタグがついているのであるから、ワックスやゴム紐をかませてなんとかその音を殺すことを考えるくらいのことはしても罰はあたるまい。
日頃ベストに入れているものをウェストポーチに入れて腰に下げるというスタイルが実に軽快であることは、この夏ベストを着ていられないほど暑かった時期に再発見したわけである。昨年一昨年の夏ははどうしていたのか、まったく思い出せないのであるが、世紀が改まった頃から昨年にいたるまで、夏になるたびにカルバンクラインのウェストポーチを引っ張り出しては使ってきたもののようである。
冬のスタイルなら着ぶくれするついでにベストの一枚などどうということもないはずであるが、どうもベストのポケットの大きさや配置がしっくりこない違和感をずっと感じている…というか、上半身が太ってきたのかもしれない。[BDU]
