さて…

 遅れてスケジュールされた出発時刻の10分前になって「皆様、千歳空港雪のため機材繰りができず当便は欠航となりました」とのアナウンスに、待合室でしびれを切らしていた乗客の皆さんの時ならぬ嘆息というかうめきというか喚声というかが響く。
 で、一旦待合室を出てチェックインカウンター前に並ばさせられる。配られたプリントの電話番号にadvanced/W-ZERO3[es]で電話をかけて変更を試みるが、フリーダイアルもケータイ用ナンバーもともにはねられる(「お客様のおかけになった電話ではご利用いただけません」とのアナウンス)。PHSの無力さを感じる瞬間である。抜け出して吹きさらしのテラスのグレ電でオペレーターにつながるのを待つこと20分。本日最終便に間に合わないので明朝始発便を押さえる。ついで今朝引き払ったホテルに電話してもう一晩のご愛顧を要請。こちらも受諾される。で、荷物を返してもらう積もりで行列の最後尾について2時間待って、実は予約便変更のための待ち行列であったことがわかる。荷物はもう一度2階に降りて到着カウンターで受け取るのであった。まあ、よーく考えると誰も荷物を受け取ってなかったな、とか思うのであるが。予約変更のやり方を書いたプリントを配っておきながら、どこで何をすべきかについて全体の見通しの記載がない点は大変遺憾に思う。
 でホテルに着いたのは11時半を回っていて、この2時間は惜しいことをしたと思いながら、シャワーを浴びる。

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