なしの仕事納め

 昨年、個人的に「人生を棒に振ってもいいから一緒にお餅をペッタンペッタンしたい女性No. 1」だったコ○リユーさんもすでにわが社を去り…。
 恒例のしきたりをどんどん変えていくというのは、それはそれで悪くはない。「柳田國男:年中行事覚書」の愛読者である筆者などは、今では由来のわからないお祭りや行事が、農耕のための共同生活体の中で生まれ、大切に受け継がれてきたことの意味を考えなければいけないのでは?と思ってしまう方である。一見意味のなさそうな「迷信」や一見無駄に見える「行事」をどんどん切り捨てるついでに、士気や生活のメリハリや華も切り捨ててしまったのでは、かの○ポドンの将軍様の國と変わるところなし。ひとつ無くすかわりに、ひとつ作るくらいの気概は持つべきであろう。
 ホムペコミッティーが終わった頃には日も暮れて、課内では、餃子をつまみに公称ノンアルコールで盛りあがっている幹部社員もいるが、話がバカすぎ、声のボリュームが大きすぎで、ついていけず。筆者は完璧に無視された恰好なれど、こういう仲間外れは願ってもない。大歓迎である。となんだか今年一年を総決算するような、怒る気にもなれない一日であったのだが…。

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