Adobe InDesign2.0J到着。

 5月出版予定のeBookのため導入したレイアウトソフト。想定する読者は、M$Wordの文書を悠然とOutlookメールに添付するような輩が多い業界の人なので、Windowsでちゃんと読めるように組んでおけば90 %はカバーできそうだ。とは言うものの、タイプフェースにこだわるOS原理主義編集者としては、読者のOSのフォントのレパートリーなどで悩みたくない。特に、指定された(Windows上のTT)フォントが見つからないためにデフォルトのOsakaフォントにフォールバックして表示されたPDF文書などは、残念ながらMacのディスプレイではどう見ても下書きにしか見えない。
 ということで、プラットホーム非依存のOpenType環境に対応したInDesignには期待するところ大である。対応MacOS 9.1以上と書いてあるのをだめもとでMacOS 8.6マシンにインストールしようとすると、やはりインストーラーに拒否される。やれやれ。DTP専用MacOS 9.1マシンを用意しなければならなくなった。

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