パージ可能な領域をどうやってパージするか

 macOS Big Sur betaをダウンロードしたところで、ディスク容量が足りないということでインストーラーが緊急停止してしまった。
 500 GBほどあるDropboxのファイルで保存用のフォルダをスマートシンクで「オンラインのみ」にしてしまって350 GBほど稼いだはずなのに、パージ可能な領域として残ってしまい、Big Sur betaインストーラーからはディスク空き容量と認識されず。Appleのページで検索しても、OSが必要に応じて勝手に取り崩して使いますとしか説明はない。
 パージ可能だというのに、自分でパージして空き容量を増やせないもどかしさである。
 調べてみて、ddコマンドを使う方法を知る。パージ可能領域を限界まで取り込んだ大きなファイルを作って、ゴミ箱に放り込んで手つかずの使用可能領域に戻すという趣向である。その時に/dev/zeroから汲み上げたzeroの流れをddコマンドでパージ可能領域に流し込んでいくというunixウィザードなやり方が眩しい(間違えてOSを壊さないように気をつけてやりましょう)。
 と半日苦労してインストールしてみたら、何かが足りないと10秒おきにアラートのウィンドウがぷくぷく湧いてきてそのたびにタイプしている文字を横取りされてまったく執筆が進まん。さらにコマンドラインツールがないのでqiimeも使えず。まだまだ使い物にならない、ベータ版らしいベータ版なのであった。

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