小学校の運動会を撮る



  今日は、小学校の運動会でした。広報委員のつれあいということで、黄色い腕章を腕に巻いて写真撮ってきました。
  まあ、普段から機械のチェックは怠りなくやっているので、機材の整備は万全なのですが、どんな位置からどのくらいの範囲を狙うのか、なんて想像もつかんのです。それもそのはず、実は今まで5回サボっておりましたので。自分の頃のことを思い出して、大体こんなもんやろとプログラム見ながら想定リストを作りました。
  校長講話などは、ほぼ横顔を半身大に100 mmのロシアレンズで、徒競走はスタートとゴールを180 mm望遠で、玉入れは籠の真下付近で魚眼レンズで、綱引きなどは広角でパースペクティブつけて綱のラインを画面に横切らせつつ引っ張る子供の表情を写し、組体操は望遠で構造主義的に…などなど。で、まあレンズは魚眼、20-40 mm広角ズーム、90 mm、180 mmの4本あればよかろう、埃っぽいところでレンズ交換はやだし、万一のことを考えてボディーは3台用意する、予備に500 mm超望遠レンズも持っていく、という方針で、大体うまくいったようでした。
  実は、20-40 mmズームは、とうとう買ってしまったFuji DS-505Aのおまけについてきたレンズなのですが、オートフォーカスが利くし、撮影位置の制約があって、走って近づいているうちに終わるようなチャンスをとりあえずおさえるのに便利でした。
  玉入れを魚眼で撮ると、想像通り全天に玉が飛んでいるような絵になって、ファインダー覗きながらちょっと感動しました。籠を支えている上級生の顔に流れ玉が当たって鼻の頭に消石灰がついていたりするのは100 mmで撮りました。グランドに入れるのは黄色い腕章巻いている「広報係」だけで、その他の保護者の方は、観覧席から撮らないといけません。見ていると、私よりかなりいいカメラ使っていたりするのですが、レンズだけは勝っていたでしょう、きっと。広報委員さんはどうもグランドに入ってわが子の写真を撮れる役得のために腕章を乱発しているむきもありました。どっちかっつーと見かけたらわが子も撮っておくというスタンスで、裏方さんの働きも記録したり、4時間で12本、約420コマ撮りました。学校新聞に載せるのは数カットなのですが…。

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