クライアントマシンのないLANなんて



  梅雨が明けて,今日も暑い一日でしたね。
  さて,先だって会社の季刊誌の編集後記を書かされて,校正の時に手を入れてもう少し深刻に考えてほしいとお願いしたいものだと思って連絡したら後の祭りで,「校正はこちらで適当にやって,もう印刷があがってますヨ」とのお返事。原稿にさらに,こう追加するつもりだったのですが,ほんとに実現してたら自宅謹慎でもすまなかったかも…
  今や10Base-Tのハブは消費税込み1000円ポッキリの時代(九州デジコム調べ,モノはAlliedTelesysのMR820TR,8portの本格派)ですので,この夏は自宅謹慎になっても困らないようにLANを引いてしまおうと思っています。LANシステムの中核になる自宅のK6-2 450マシンにVine Linux2.0をインストールしました。Rosie兄さんに感謝です。さすが安定指向のVineだけあって,よく練られていますね。あっという間にCDが聴けるようになり,KDEが立ち上がってしまって,Kondara Linux1.0と見たところ違いはありません。しかし,Netscape Communicator4.6は,安定度,日本語表示ともに言うことなしですね。
  で,いつもダイアルアップ接続に使っているPowerMac6100/66の遅さにちょっと困っていて(反応が追い付かないためオークション終了直前にアウトビッドされること連続2回),PCI Macをあちこち探し回りました。ことコンピュータになるとeBay.comでは米国内にしか発送しませんという売り手が多く(まだココム輸出禁制なんてあるんでしょうかね?),またeBay.co.jpは最近大人気すぎてつながりにくいのでYahoo!Japanのオークションに進出しました。会員になったその日にPowerMac 8500/120を競り落としました。デジコム特価とは参りませんが,まあ安いほうだと思います。改造(G3/400ボード入れたり1Gメモリ積んだり8Gのハードディスクを2台載せたり,DVD-ROMドライブ増設したり)のあかつきには,ポリタンクなみの戦闘力を期待できそうです。VineLinuxマシンがあって,それでもMacは必要なの?という疑問なきにしもあらずですが,クライアントマシンのないLANなんてネスカフェを入れないミルクコーヒーのようなものですから。なんてね。いやいや,もし謹慎となればグラフィックデザイン,オークション出品からロシアカメラ修理,傘張りまで何でもこなせるように準備してこそ危機管理というものでしょう。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。