脇山バレーの黄金週間



  ゴールデンウィークも終盤ですね。西鉄の名を全国に知らしめた大事件もありました。私は,もっぱらコンピュータで数値計算しながら野草写真三昧とさせていただきました。500日かかる計算がものの10秒でできる着想を田圃の中で得たり…
  脇山バレーはそろそろ田植えが終わりかかっています。野草の咲いていた田圃に水が引かれ鈍い鏡のように朝日を映しているところなど,とてもフォトジェニックです。しかし,田植え前には畦の野草まで残らず刈り払ってしまうので,スランプです。まあ,ヘビなんか潜んでいると農作業も(写真撮影も)おちおちできませんからしょうがないのですけど。野草は踏まれても刈られても除草剤撒かれても,また生えてきます。海から陸に上がったご先祖譲りのその生命力には驚嘆します。
  ところで,最近悩んでいる謎は,そーっと近寄ってカメラを向けるだけで飛んで逃げる小心者のサギが,代掻きしているトラクタの周りに群がっているのはなぜかということです。土といっしょに掘り返されて出てくるミミズとかを待ち構えているのでしょうか。トラクタには当然人間が乗っていて大きなエンジン音もしているのに,恐れる気配もありません。なかにはトラクタを先導するサギもいたりします。
  今月の野草写真は,先月大阪で仕入れた300 mm望遠で撮りました。昼過ぎに行くとちょうど川面からの光がまばゆく花を包んでくれる秘密のポイントを見つけました。

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