酔狂



  ちょっとしたお知り合いに電報を打たなければならなくなって115に電話したら、「受け付け時間が過ぎています。インターネットでは24時間受付していますのでどうぞ。」と案内され、生まれて初めてインターネットで電報を打つという体験をしました。PHS をつないだVine Linux 1.1 マシン(ex-digital HiNote Ultra II)でNetscape Communicatorからアクセスし、文例がうまく検索できないなどの不具合もあって全文手で打ち込んだりして約18分かかって送信ボタンを押した途端、住所が入力されていませんと一瞬エラーメッセージが出た後Communicatorが落ちて、18分間の努力が水の泡に。CEOにはやぢられるし、もう目の前が真っ暗になりました。
 と思ったら、ディスクキャッシュにまるまま残っていたので、オフラインで欄を埋めて、送信ボタンを押す直前に接続して今度は2分でうまく送ることができました。なお、電報料はクレジットカード決済なのですが、セキュリティの問題から、送信後一時間以内にプッシュホンで指定のフリーダイアルに電話をかけて伝えるようになっています。一時間たってもconfirmしなければキャンセルということになります。まあ便利なのかな。
  さて、いろいろご批判の多かった**の**審査もそろそろ終局に近づいてまいりました。ankleさんの温厚なボスをして「あいつは遊んどったんか」と言わしめ、Mittanさんのボスが毎回ご用意くださる検算メモに震え上がっていた****もお蔭様でなんとか本日お認めの印鑑をいただきました。「遊んどったと思われたかもしれませんが、最後はビシッと決めさせていただきます」ゆうて見てもらって来い、などとおだてはげまして何とかここまで来ました。本人にとっては、これからの人生生きていくうえですごく良い経験をしたはずです。しかし、これはこれでまた直接の指導者があまりにも無能であったように見える( これはまちがいなくその通り!なのですが)と、会議の長いあのお奉行様に呼び付けられてお小言を頂戴したりしましたけど、行きつくところ「かなりお金もらってやってんぢゃないの?」と全然痛くない腹を探られているような印象もあったりして。しかし、金にも(自分の)業績にもならないことを睡眠時間削ってやってるとなると…「粋」だと思ってほしいけど、その後に「狂」の字がつきますねぇ、きっと。

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