さる21日は，You've got mail映画鑑賞会でした。主演のMeg Ryan（今年36才で一児の母だそうです〜good housekeeping日本版 1998/12号より）のキュートな笑顔と風邪薬でいまだにぼーっとしていつから彼女の表情が緩んだのか思い出せない毎日です。
PCは，JoがIBMのThinkPad (760あたり)，KathleenがPowerBook (G3 266?)でした。ベッドに持ち込んでチャットするあたりはErikaさんやMさんのスタイルと似ているのかも。これで，住宅事情のよいアメリカのそこそこの年収のありそうな男女でも自室にデスクトップPC据えてないことがはっきりしましたね（それにくらべてbuny houseに21インチモニタを入れてしまった私は…）。With Loveでは天クンは仕事に使うということでISDN接続だったわけですが，ともかく２人ともスポンサーNECのデスクトップでした（世が世ならスーパー301条の適用を受けて一人はCompaqのプレサリオになっていたかも）。あの狭い部屋の雨音ちゃんにまでデスクトップを押しつけたのは，ちょうどお洒落なvaioが出て，NECとしては雨音ちゃんに98ノートをイチ押しできなかった時期だからでしょうか。モデムはPCカードなんでしょうけど，ネゴの音から判断するとあまり早いスピードではなさそうで，9600か14400 bpsというところじゃないでしょうか。まあe-mailとchatなら充分でしょう。
この映画の陰の立て役者America Online (AOL)は，この映画を撮っている頃にNetscape社を買収してM$包囲網を作った合衆国ネットワーク最大手なのですが，意外やmozillaくんもその商売敵の大手企業のOSやwebブラウザの画面もほとんど出てきませんでした。オンラインチャットもできるメーラーは（おそらく）AOL自前のものだったと思います。
さて，映画の中でJoの叔母にあたる女の子が正装した家族を前に（イースター祭？クリスマスの日？）ピアノの伴奏で音を外した歌を唄ってましたね。あれを聞いたとき「結婚しない女」か「グッバイ・ガール」の中で，パジャマ姿の母娘がピアノを弾きながら唄うシーンがあったよな，とふと思い出したりしました。ほんとは『高慢と偏見』と同じくらい登場した『ゴッド・ファーザー』のパロディーシーンなのかな。
