ヲたくの自慢話



  旧DECのHiNote Ultra用のLi-ionバッテリーが届きました。フル充電すると,3時間近く使えそうです。蓋を閉じるとサスペンド状態になり,開けると瞬時に元の画面に戻ってくれます。かな漢字変換の辞書も手になじんだものを入れたし,「PowerBookでなくても大丈夫→Appleがつぶれても大丈夫」状態に近づいてきました。今どきのノートPCと較べると,CPUは4世代前の486 DX2/50 MHzだし,メモリも20Mだし,ハードディスクは換装してやっと760Mで,液晶がDSTNであまり明るくないし,256色しか出ない…と,Win95/98にはちょっと/かなり非力でも,Linuxならまあまあ充分な性能で,すごく気に入ってます。ちょっとトラックボールの上の(マウスの)右ボタンが使いにくいんだけど。来週の学会にはもちろん持っていく積もりですが,それまでにPPP接続を試しておかないといけません。でも,秋葉でHiNote Ultra II見つけたら買ってしまうかもなー。
  IBM PC-750にはテープバックアップがついて本体がすごく重くなりました。キュルキュルとバックアップとってくれるんですが,どうもテープ1本(デジコム特価500円)150Mくらいの容量のようです。デジコム特価でもハードディスクは100Mあたり1000円はしますから,結構安いです。Linuxのハードディスクすべてのバックアップをとろうとすると,テープの最後までキュルキュル書き込むと,やおらテープを巻き戻して,また頭から(さっき書き込んだうえに)書いていくというようなことを繰り返します。よほど注意しておかないとバックアップした積もりで実はできてないということになりかねませんね。
 むしろ,テープドライブ用にちゃんと動くSCSIボードを確保できたことのほうが,今後生きて来るのかもしれません。余っているSCSIハードディスクをぶら下げたり,借りてきたスキャナやMOをちょいとつけることもできそうです。というわけで,まさにコンピュータヲたくの自慢話みたいになってしまいました。
  第2次大戦後の日本経済の復興を見ると,自由主義経済ってうまくいくシステムだと思うわけです。しかし,最近円高になって株価がさらに下がって銀行の業績も下がり貸渋りがひどくなり資金繰りができなくなって倒産する企業が増えて…とあまりにも暗い話題ばっかり聞いていると,資本主義経済ってどんなときでもオールマイティーなシステムではないのかもしれないな,なんて思ったりします。

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