平島進《パレード》

 年末から先月末まで、毎日2つか3つ宿題を提出しながら次の日の分を準備して、場合によると突き返された書類の対応でいつまで経っても仕事が減らず、ほとほとまいっていた。
 ようやく解放されたところで新人Hソケリッサのドキュメンタリーを観て、よかったのかダメ押しされたのか、重い衝撃を受けた。都庁から西側の、定宿にしていたホテルの近くの見慣れた風景が随所で見られたことも感情移入につながったと思う。
 なかなか全編を見直すという機会は得られそうにないけれど、それをみなさんに提供することも使命かもしれないと思うようになった。
 映画の中で印象的に使われている平島進作品、特に「圧巻のラスト13分08秒」で使われている《パレード》は、圧倒される佳曲である。Youtubeで元の映画《パプリカ》のクリップも見つかって、一度頭の中で再生され始めるとなかなか止めることができないので、とうとう《パプリカ》サウンドトラックCDを購入した。

 初心者の筆者には、異次元の世界に連れていかれるような完成度の高いテクノ楽曲との出会いをとてもうれしく思う。今までまったく知らなかったことが残念でならない。
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 Youtubeで視聴しているうちはわからなかったが、《パレード》にはかなり大きなドラムの超低音が入っていて、これを音圧として体感してみたいと思うようになった。

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