年賀状と印画紙を網羅的にスキャンして廃棄するところまで、順調に進んだ断捨離であったが、その後どうにも進まなくなってしまった。
その原因が、この写真である。
ある年の夏の帰省の復路で中四国フェリーが竹原の港に入る手前で遭遇した盆灯篭をKiev-6Cで撮影したもの、でほぼ間違いなさそうである。以前プリントをフラットベッドスキャナでスキャンした記憶もあって、《2010》でディカバリー号のハッチを開けた時に吸い出された紙くずが虚空へと消えていくシーンになぞらえて記載したはずなのであるが、探しても探しても見つからない。
それで全然進まなくなってしまった。残る時間がそう長いわけでもないので、ここに貼り付けて先に進むことにする。