谷山浩子《テングサの歌》《ポンピイクラウンの片想い》

 この正月は、聴き直したいと思っていた青春のアルバムが安価になったのが見つかって、《14番目の月》に続けて、《夢半球(オリジナルリリース1979年11月5日)》と《時の少女(同1981年11月21日)》を適価で入手。35年かかってミッシングリンクがつながってからさらに3年半ほどかかっている。
 山本哲也氏からLPレコードを借りて聴いていた、ちょうど20歳の頃が懐かしいのだが、谷山浩子のボーカルはこれまでアナログ音源でしか聴いたことがなかったのである。40年の時空の向こうから、デジタルでみずみずしく聴こえてくる歌声にうっとりする。

 懐メロにメロメロになっての《窓》もそのうち聴いてみたいとか思っていたら…谷山浩子さんはいまやDTMをマスターして宅録アルバムを出しておられる由にて、amazon.co.jpのユーザーコメントに曰く「大ヒットしたフォーク・ニューミュージックシンガーが懐メロ歌手になっているなか、どこまでも現役でいる谷山浩子が65歳にしてDTMを独習して自宅録音したアルバム。わかるかな?わかんねえだろうな!」にはおそれいった。
 いつまでも20代前半の歌姫とお慕いしている、2才年上の浩子お姉さんにどこまでもついて行くには、まずはこのあたりから入門しなければならないようである。
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