文献整理2021(3) リストの修飾語で部分問題を解く

 昨日作ったリストの修飾語をその後30ほどに集約した。
 修飾語(γ)を加えたクエリ(γ AND α) AND βで条件を絞り込んで文献の部分集合を得る。
 修飾語のそれぞれの部分集合を全部足し合わせると(重複もあるが)ほぼα AND βで取得した文献数と同等(11532件)となるが、 「α βについて」の網羅的総説はもはやAIにしか書けずAIにしか読めないものになるのであろう。
 「α βについて」の問題を可逆的に分解し、再構成できるやり方を見つけたところに意味があるといえる。
 とは言え、もう少しクリーニングして絞り込むことを目的に、PMID、ファーストオーサー名とタイトルを羅列してmy Index Medicus 2021 Summer を作ることにした。
 TeXLive 2021をアップデートして、二段組で組んだら868ページになった。1万件がこのページ数に収まるのは、書誌情報がユニークな8桁の数字に集約できるPMIDのおかげである。
 これをAdobe Acrobatで48ページずつ小冊子印刷して背中を糊付けすると、A5サイズで厚みが10 cmくらいある立派な「α βについての論文タイトル大全」が製本されることになると予想する。

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