子どもの貧困

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 映画「めんたいぴりり」がテレビ放映されたのをリアルタイム視聴。
 辛子明太子を製法特許も登録商標もとらないオープンソースのビジネスモデルで作り上げたふくやの川原俊夫氏がモデルとなっているものである。
 タンボーで登場人物のモデルとなったお一人からベースになったエピソードを何度かうかがっている。しかし、同級生の貧困のエピソードは初耳であった。川原「海野」俊夫氏のカリスマ性のために、まるで作りものの予定調和のように見えてしまう。英子ちゃん役の子役俳優さんは朝ドラなつぞらのなつの子役だとばかり思っていたが、思い違いであった。
 《トリュフォーの思春期》にも貧困家庭が取り上げられ予定調和すれすれで結末を迎えた。トリュフォーは担任の先生の口を借りて、まるでブルカニロ博士のように子どもたちに語りかけるのだった。
 今度「科学する」で取り上げる映画は、何も解決しないと製作者のお墨付きがついていて、果たして筆者は最後まで耐えて見通せるのだろうか。
 筆者が経験ずみの同じタイプの映画では《シベールの日曜日》くらいしかないような気がする。

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