理想的なソーシャルディスタンス

 三連休には当地にも珍しく大寒波が押し寄せて積雪も見られた。福井県富山県では高速道、国道で渋滞が発生して自衛隊災害派遣され、雪下ろしで亡くなる人も出た。また、新型コロナウイルス感染症の流行で一都三県に緊急事態宣言が出て、近畿にも拡大しそうである。イギリスも変異型が大流行して医療崩壊寸前の状況と聞く。
 それで三連休の前半はステイホーム、土曜日の夜は路面凍結を心配してウォーキングで、日曜の夜はBianchiでワークアウトに出た。
 以前からファストトラックの上にパジャマを着て、その保温性能の高さと汗がすっと引く快適性の両立をなかなかありがたく感じていて、ファストトラックはところどころ穴が空いたのを繕って使っている。その上に重ね着するものを主に防風性能の高いものにし、徐々に失われる体温を「貼るカイロ」で補うという戦略でワークアウトの防寒装備のいわゆるウルトラライト化に取り組んできた。
 足元はボアのソックスにオーバーソックスを重ねて、Lapua Kamaaのマリンシューズのアウターシェルを履いていて、こちらも足の甲の部分にカイロを貼っているが、クロックスのようなサンダルでも厳冬期を乗り切れそうでもある。
 気温4℃くらいでも北風が吹き付けると、上下の継ぎ目の腰周りから寒さがしみ込んでくることに気がついた。
 フランネル生地のつなぎで足もつながっているものがあればよいのだが…と無意識につぶやいたのを聞きつけられたのか、Amazonが表示してきた「人をダメにするグッズ特集」の《ゲーミング着る毛布》には思わずこれだ!と膝を叩いてしまった。
 ゲーマーには、「理想的なソーシャルディスタンス、それは自分の部屋に引きこもって一日中ゲームに興じることです」というメッセージは刺さるのであろうが、この環境をゲーマーだけのものにとどめておくのはもったいない。ワークアウトにも寝落ちするまで執筆を続けるのにも使いたいが、かなりお高く、さらに毛足は割と短めのようで、保温性能は近所のエブリデイロープライスなお店で買って着ているパジャマのほうが高そうにも思う。いっそ、上下をうまい寸法で縫い合わせたらどうだろうかと考えてみる。

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