Stay Home to Save Your Lives

 ニュースフィードに感染者の増加が止まらないニュースが並んで、読んでいくのも辛い事態になってきた。
 週末の外出を控える呼びかけは、皆さんの理解と協力で一定の成果を収めているようである。報道では、みなさんが外出を自粛していることを「閑散とした街」という、ポジティブにもネガティブにも捉えられる言葉で表現している。自粛によって打撃を受けるみなさんの戸惑いは想像するにあまりあるが、筆者は命あっての物種と思っている。生き残るための自粛に耐えているみなさんの勇気を、気の緩まぬ程度に褒めてあげてよいように思う。
 ニュースを拝見していて、失業の苦境にある人と人手が足りなくて困っている職種があって、これらがなにかうまくつながってくれないかと考えてしまう。
 福岡市でも飲食店のテイクアウト・デリバリーへの転換が進んできたが、宅配便ドライバーもあわせてデリバリー人材の不足があるとうかがっている。一方で解雇されたり自宅待機されている観光バスやタクシードライバーの方が配置換えされたりできないものかと思われる。
 もう一つ、使い捨てマスク・ガウン、体温計や人工呼吸器は、今や戦略物資であることを痛感している。他国の安価な供給に安易によりかかり、国内自給体制を侵食されてしまって、肝心な時に需要を逼迫させてしまったのは、危機管理の失敗といえよう。ポストコロナ産業転換では、医療器具・消耗品、ワクチンや治療薬を開発し、オーバーシュートに耐えられる備蓄を確保し、それらを維持していく仕組みづくりを考えていかなければならないと思う。
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