旅支度

 今回はキャリーカートなしRimowa Combi-Pilot(3.8 kg)とTumi Alpha East West Totebag 26197(1.4 kg)とでヨコハマシティーへ乗り込んだのだった。
 これまでは、サイアンティフィックミーティングに紙焼きの冊子体のプロシーディングスを持っていくのは常識であって、それを忘れたとなると何のために来たのかと小一時間問い詰められかねなかったが、今回はじめての試みとしてアプリが配信され、iOSまたはandroidバイスを持っていけばすむようになった。というので、12.9 inch iPad Pro(720 g)を持っていって(見せびらかして)、本当に楽になったと感じた。
 プロシーディングスの方はそれでよいが、会場内のLANにつながっているとメールでのお問い合わせも着信するので、迅速に応答しなければならなくなり、どうしてもキーボードのあるMBA(1.8 kg)が手元にないと安心できないということになる。
 この2枚をTumiに入れてショルダーベルトで提げると総重量4 kgで、片方の肩にかなり食い込むのである。満充電して搭乗するということでACアダプタ(186 g, 306 g)は(Rimowaに入れて)貨物室に預けてしまうのであるが、それ以外にRimowaに入れた荷物は着替えの下着とワイシャツだけであった。
 そこで考えるのが、わざわざTumiを片方の肩に提げて重さに辟易し、さらに片手にRimowa Combi-Pilotを提げて持ち歩く必要があったのかということだ。
 すべてをUnited Classy 3 wayバッグ(807 g)におさめて背負っていったとすると、持ち運ぶカバンの重量が4.4 kg節約できて、オールインワンで機内持ち込みになったはずである。二泊三日の生活の必需品一式を背負ってスタスタ歩いて行ける、国内出張ならこんな感じでよいということだ。
 後日記(2021.08.19)>バゲッジチェックインをしなくてすむ身軽な旅のスタイルは好ましく思われる一方、荷物が機内持ち込みに限定されると、旅先で庶民的なスーパーマーケットを見つけて季節の果物を買ってきて楽しむというようなrich experienceを広げるための十徳ナイフを持って行けないのがもったいなく思われた。

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