e-Taxによる確定申告

 随分前から気になっていたが、なかなか心の余裕を持てず一日伸ばしにしてきた。
 いよいよ締切も迫ってきた雨降りの日曜日の午後、昼すぎに起きて観念して準備する。
 今年はスマホでの申請が簡単になりました!との触れ込みであるが、Macbook Airでの申請とする。
 macOSもMojaveとなり、Java REを最新版に上げ、ブラウザはSafari決め打ちである。それも推奨バージョン12.0のところ12.1にアップデートしてしまったばかりにバージョンが違うと警告を食らうほどの窮屈さである。
 昨年うまく認識できなかったカードリーダー(SCR3110-NTTcom)も、今年はドライバを導入してうまく切り抜けた。
 マイナンバーカードの読み込み試験にも成功。いくつかのパスワードが設定されているが、あらかじめこれをメモしておくようになっているので助けられる。つぎにマイナンバーを利用者識別番号と関連付けるために、そのパスワードを入力しなければならないが、2010年に設定したの(Evernoteに保存されているもの)も、Firefoxのパスワードリストに2013年に残したものももう失効している。さんざん試して失敗し、再設定のための秘密の質問にすら失敗して、開き直って心あたりのフレーズを入れたらこれが当たりであったので、かろうじてオンラインの申請を継続できた。いつ再設定したのか、よく秘密の質問に正解できたものである(と呆れる)。
 これで電子申請の準備が整った。
 確定申告のための書類も一応集めておいた。源泉徴収票は4枚であった。このうち経費を計上できる報償費や印税について、amazon.co.jpの購入履歴から該当商品の領収書を収集。文化果つる地でこういう商売をしているのでしようがないというべきか、購入元が統一されているのは助かる。
 医療費の領収書は3人分あわせて60枚近くあって、これをExcelのフォームに打ち込んで30万近い医療費が自動計算される。
 後はこれを順番に申告書に入力していく。
 最後に扶養家族のマイナンバーを入力させられる。これは把握できてなかったのでまいった。SMSなどで問い合わせて入力後送信。
 何年ぶりかで首尾よく電子申告に成功したのだった。
 2つ以上のバイト先からの収入を得ている高齢者が確定申告するような場合に、一体何%の方が自分で電子申請の面倒が見られるのだろうか。というくらい、ハマってしまうと難しいものとの感を強くした。
 

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