デビュー

 タキシードを着て登場する演出で、アトラクションをやって絵解きするというのを2回やってみる。
 仮装は、聴衆の警戒心を解きほぐすためのものではなく、こちらの何かを解き放つためのものであることがつかめてきた。
 独りよがりにならないように留意しながら、少しずつ感じをつかんだ気がしている。
 後日記(2019-03-10)>NHKクラシック音楽館でムソルグスキー展覧会の絵》を観ていて、指揮のゲルギエフ氏のみならずN響のみなさんが着用しておられるタキシードが「見える」ようになってきたことがよく分かる。さらにもし西海岸で見つかるのなら、タキシード用のシャツや白の蝶ネクタイも用意したいと思うようになった。たった3110円のタキシード一着が、ここまで世界の見え方を変えてしまうことにびっくりしている。

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