手帳の巻末にある程度の嵩があって、会議の間のちょっとした気分転換にちょっと調べたり考えたりできるようなページが作れないかということを時々考えてみるのである。
以前には、昔の雑誌の総索引がよいだろうと考察した。クラシックは死なないシリーズの総索引などあるとたいへん助かるかもしれない。
一昨日バスで都市高経由で呉服町に向かう途中、博多港に大型客船が停泊しているのをぼーっと眺めていて、手帳の巻末に寄港予定のクルーズ船のリストを入れてはどうかとふと気になった。ただし、3ヶ月以内の予定でも未確定の部分もあるし、Google calendarで管理するレベルなのかもしれない。
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いまどき最新の情報はネットワークに繋がった端末でどしどし検索できるので、ある程度時間軸方向に安定なものの方が紙焼きベースのメリットを見出しやすい。
歴史的なもののリストは変わりようのないものとして適当なのであろう。と言ってもこれは日本史や世界史の年表にとどまらず、登場後35年を迎えたApple Macintosh族のスペック一覧や、Sony NEX αシリーズのスペック表からも技術の発展の歴史が読み取れることは間違いない。
少し目先を変えて、眺めていて飽きないものとは何だろうと考えてみると、Linuxカーネルが読み込むデーモンのリスト(init.dそのもの)とか制限酵素のリストとか周期律表とかもよさそうである…と考えているうちに、理科年表こそ手帳の巻末ページの集大成のような本ではないかとの考えにいたる。
- 作者: 国立天文台
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2018/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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