超一流の休み方

 最近土日のワーキングデイ化が著しく、月に2日しか休みが取れないのが当たり前で、3日休めるとうれしく感じるようになった。
 考えてみると十年くらい前に3か月くらい土日なしで働き詰めを余儀なくされて心室性期外収縮で脈が飛ぶようになったことがあった。それから年月が経ってステントが入って一段落しているけれど、還暦を迎えてこのままの生活を続けていては早晩心臓の刺激伝達系か精神のどちらかがまいってしまうのも時間の問題と危機感を覚えるようになった。
 ところが土日に会うボランティアのみなさんやキーパースンのおかげで、この1年の業務が大きく進展したことは疑いようもない。この休日業務こそ、筆者以外の誰にもできない会社へのコントリビューションであることを痛感するようになった。
 ということから考えて、ウィークデイにクライアント様のアポイントメントが思い思いに入り、振替休日が確保できないためにブラックな勤務体制になっていると分析すべきなのであろう。
 そういう中で、超一流の方がどんなふうに休みをとっているか、と読み始めたこの本には、筆者の土日業務は実に実に超一流の範疇に入っているというように読めるところがある。必要ならば土曜でも日曜でも、勤務時間に縛られずに働き、そして、勤務時間に縛られずに休みを取るということなのである。すなわち、あらかじめ計画的に振休の日を設定して戦略的に休みを取るという提案は、それほど大がかりでなく実行できそうに思われてきた。
 「執事の手帳・ノート術」で業務全般の情報を集約した手帳を作ったのが、そのまま振休の日程をマネージできる手帳になっていることに気がつくのである。

超一流、二流、三流の休み方

超一流、二流、三流の休み方

本ブログではamazon associate広告を利用しています。