十四夜

 雲低く、時に朧月を見るのみ。
 何年か前に朝日新聞に掲載された、福岡タワー展望階の見物客の背景に十五夜の月が大きく背景になっている印象的な写真を思い出す。
 また、石倉姪浜店で貰った月刊はかた6月号に、福岡タワーの背景に大濠花火大会の大輪の花火が開いた奇跡の一枚が掲載されていた。
 いずれも、超望遠レンズの圧縮効果による魔法である。
 一体どこからとればこんなふうに重なるものか、花火の開く高度とサイズを調べ、福岡市の大判の地価マップを広げて定規を当ててみたりしたが、花火大会は今年限りとの主催者発表があって、もう確認することも能わず。

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