次世代防火壁その後

 Gmailは、macOSでもWindows 10でもブラウザからは読めない。あまりに永くwebベースで使い続けたので、戸惑うのであるが、昨年の夏にMacbook Airをリファービッシュして、Apple Mailを使ってみる実験をやっておいたのが役に立ち、Apple Mailからは送受信できるようになってほっとした。Windows 10においてもメールクライアントを使えば大丈夫なのだろうか。
 一方、Windows 10のDropboxEvernoteはいつの間にか元通りに使えるようになった。
 macOSのこれらのアプリは「セキュリティで保護されたインターネット接続を確立できません」あるいは「SSLエラーが起きたため、サーバーへのセキュリティ保護された接続を確立できません」ので通信途絶のままである。ChromeSafariでwebベースでの閲覧やダウンロードはかろうじて可能であるが、Firefoxではこのアクセスも遮断(SEC_ERROR_UNKNOWN_ISSUERエラーコード)される。
 かなり事態が好転したように読めるかもしれないが、いまのところWindows 10マシンではDropboxEvernoteを用いて日々の書類の作成と整理は可能でも、できたものを送受できないし、macOSマシンではメールでアクセスできても収納だんすの引き出しが開かないので、まだまだ仕事にならない。
 昼食時間までにWindows 10マシンの方にThunderbirdを入れて、一通り動くようになったが、会社のメールサーバーのパスワードを失念して、結局Gmailクライアントとしてしか返信ができない。DropboxEvernoteが覗けているトンネルも、正式に壁ができたら塗りつぶされて通れなくなるとのことで、トンネル掘削申請書と大容量荷揚げ申請書を提出。一方で、職種ごとにアクセス権限が変わるらしく、一応Firefox以外のブラウザではGmailが使えるようになった。ただし、Firefoxでないとパスワードが入ってないというようなことがあって、まだまだ元の通りには戻らない。

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