紀夫くんはただものにあらず

 本日最終回のNHK朝ドラ《べっぴんさん》の週間固め再放送を、ポーズを繰り返して再生して機材を確認。
 紀夫くんが退職祝いに購入した一眼レフの三角プリズム表面のエングレーブはシールを貼って隠してあるのだが、50 mm標準レンズの銘にZuikoが読み取れる。オリンパスのOMシリーズ(筆者には型番まではわからないが、OM-1らしい)である。
 それをプレゼントされた藍ちゃんが一晩がかりで分解してしまって、怒られて夜中まで帰って来なかった次の日、訪ねてきた野上ゆりおばちゃんがピアノを弾いているところを、バルナックらいか(Leicaタイプの国産レンジファインダーカメラ)で撮っているではないか。らいかを秘匿していたとは、なかなかただものではない。レンズの焦点距離は、はっきり言ってよくわからないが、最終回の最後では眼鏡付きズマロン35 mmが付いているようにも見える。
 ただし、金曜日の放送回では、キャップをしないままレンズが太陽の方を向けたまま、すみれちゃんの告白を聴いているのに、つい声が出てしまった。もしネットで言われているようにCanon IV Sbであるとすれば、Leica同様シャッター幕はゴム引き布なので、残念ながらこれでシャッター幕に穴が空いてしまって、これ以降の写真にはホタルが飛んでいたはずである。まあ、梅田の「大急」百貨店の向かいの阪神百貨店の八階にどんな修理でもお願いできるカメラ修理コーナーがあったのではあるが。
 なお、藍ちゃんは新たにレンジファインダーカメラを使っているが、これはYashica エレクトロ35あたりのように見える。が、ニューキャノネットQL17-Lらしい。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。