精霊の命日にあたって

柿本人麿、小野小町和泉式部の忌み日であることから、柳田國男が論考されたとは、梅原猛《水底の歌》の受け売りである。本来は旧暦なのであろうが、今年はほぼ合っている(19.5)。夜半を過ぎて半分近く欠けた月が朧に浮かぶ夜が、思い残しのある精霊の供養にふさわしいと考えられたようである。
ワークアウトで休んでいる時に横を通りすぎた人物が、何度も何度も唾を吐くのが気に障ったのが、亡父が自分であることをそれとなく知らせていたような気がしてきた。

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