HasselbladとMoto Z

 Motorolaは、DECの傑作ミニコンPDP-11を集積回路化した68k CPUで時代の先端を切り拓く最先端企業であった。30年くらい前のAh!SKI誌(ASCII誌のエイプリルフール版)には元ローラ社ともじられていたのも今昔物語で、現在はLenovoの傘下にあるという。そのMotorolaが超薄型のMoto Zを出したとの消息あり。このAndoroid 6ケータイは、機能拡張できるという特徴があるといわれている。日本で発売されるかどうかは不明で、英国で発売されたのを取り寄せた記事が見つかる。
 Moto ZにHasselblad True Zoomのお面をかぶせるとハッセルのデジカメになるという話を小耳に挟むまで、Moto Zに特に関心があったわけではない。
 しかし憧れのハッセルブランドの、カメラユニットが$299.99で一緒に最安値のMoto Z Play Droid版$408.00を買って$50引きになるのを利用して$657.99ということになると話は別である。レリーズボタン周りのエルゴノミックな形状などはなかなか惚れ惚れする。
 Hasselbladのデジカメ最新機種としては破格に安いかもしれないが、コンパクトデジカメやつながらないケータイならもっと安いものが見つかるに違いない。筆者にとってブランドが輝いて見えるデジカメはContax i4R以来のような気がする。10年後も撮像ユニット(すなわちMoto Z)を新機種にすげ替えて使い続けられるのであれば、これは買いであろう。
 

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