マッシブスキャニング

 小雨の昼すぎに起床し、Windows 10ノートにScanSnapのソフトウェア環境とDropboxをセットアップし、裁断しながらスキャニングを進める。
 40年近く実家で保存された高校時代の愛読書は、紙質が傷んでいるとは見えないが、マルチプルフィードなどのトラブル多し。特に小口が微妙にほつれている場合や、のどを裁断した端にとじしろの微妙な折り目が少し切れ残ったりすると大変である。Scansnap S1500のローラーの埃や劣化した紙の切り屑を濡れ手ぬぐいで拭き取って、だましだまし続行するが、2ページ進むたびにマルチフィードでストップするので全く話にならない。イライラが募ってだんだん血圧が上がってきたりする。そういう場合に健康をとる(ギブアップする)か我慢してスキャンを続けるかは、内容の価値や今後の入手可能性などで判断するしかない。
 結局タイムスタンプで言うと13時34分12秒に保存したものを皮切りに日付け変わって00時38分20秒に保存後寝落ちするまで、ほぼ間断なくスキャンを続けて17.8 kgの図書から69のPDFファイル、総計3.86 GBを得た。11,752ページであった。グレイスケールまたはカラーモードのスーパーファイン(300 dpi)取り込みで、保存時のサイズ・圧縮比率は3の中庸クラスを選択した条件のものである。

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