Mike Oldfieldのディスコグラフィーは、筆者にとってより長いライフスパンの示準化石となるが、1987年リリースの《Islands》まではビニール盤で追っかけていたのに、1989年の《Earth Moving》からはCDで、しかもリリースからだいぶ経って中古で買っている。Mike Oldfieldさえフォローしなくなって、一体何を聴いていたのか。この頃リリースされた楽曲で、後にレパートリーに入ったのはEnya《Shepard Moon》とかQlair《Citron》などである。この頃はまだ中古CDの流通はわずかであった。筆者はLPコーナー岡山店に通って、Hilife InternationalのワールドミュージックのLP盤を聴いていたのかもしれない。