益田柿本神社参拝


 ホテルの無料モーニングサービスをいただき、部屋を片付けてチェックアウト。フロントに預かってもらっておいて、身軽な状態で益田柿本神社に向かう。
 益田の街ほど方向感覚を狂わさせられる街はない。何か磁場が逆転しているかのように反対方向に走って行っていたりする。おそらく広い平野の中でランドマークがなく、川が蛇行して流れていたりするためではないかと思われる。Google mapのおかげで何とかたどりつく。神さびた神社で、縁起によれば、鴨島にあった人丸寺の仏像が、その後の津波で流されて松崎の浜に漂着したのを祀ったことを創建とし、その後江戸時代に藩主が津波のこない丘の上に移築したのだという。参道の石段が天国に続くかのように伸びていて、それが登り切ったところに本殿があるのだが、ほぼ東向きに建てられており、南南西向きに登ってくる参道とは直行している。本殿脇には人麿公の銅像あり。参拝後社務所で女性の方と挨拶する。御朱印帳は売っておられないようである。
 今回の訪問で人麿ゆかりの神社の御朱印だけを集めたご朱印帳を作るという目標があったが、これは難しそうである。神社を辞してホテルに戻ろうとしてまた道に迷い、さらにどこかで帽子を失くしたことに気がつく。迷いついでにナフコに行って調達。風は涼しいが、快晴で日差しが強いので帽子なしでは本日の予定はこなせない。
 ホテルに戻って荷物を受け取り、背中に背負って益田駅前まで走り、アンフォールドして特急券の発券を受けるまで13分間であった。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。