弾丸読書(2)

 仕事を終わって帰宅して、ソファに寝転がり、結局は寝てしまうのではあるが、弾丸読書の末、やっと本日《水底の歌》を読了。
 ここでいう「弾丸読書」とは、不眠不休で山登りする代わりに本を読み耽るという意のつもりである。
 出版後かれこれ40年経つと、柿本人麿論の気圧配置はどのように変わったのか気になって、日本の古本屋さんで幾冊かの関連図書を発注してみた。
 「日本の古本屋」でリーグを形成している古本屋さんには、注文すると郵便振替用紙を同封されて送本してくださって、後払いでよかったところが多かった。郵便振替の料金は割と割安で助かったのであるが、いろいろな本を一度に異なる古本屋さんから引く時には、一つずつに振込料や郵送料が発生して、何となくもったいなく感じることもあった。今回は多くの古本屋さんがクレジットカード前払いに移行しており、振込料が発生しなかった分、割安感があった。
 また、まだとっていない特別休暇で輪行の旅に出ることを夢見ながら、まずは日本海沿岸沿いの柿本神社の網羅的探索をじっくり楽しもうと、島根県山口県の道路地図本を購入。こちらはamazon.co.jpから依頼。プライムで早く届きそうな期待もあったが、古本なので決してそうでもない。どころか、山口県の方は在庫払底でキャンセルされてしまった。

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