INTERFACE誌の30年ぶりの「回帰」

　かつてHFコンバーターキットを購入させていただいたご縁でTTRFTECHさんからINTERFACE誌への記事執筆についてご連絡をいただく。コンバータの方は、マイクロな実装部品の半田付けのトレーニングを始めようかという矢先に狭心症になって、すっかり計画が狂ってしまって、今では完成品を購入する誘惑と戦っている始末である。2015年 07 月号の特集記事「初体験！オール・ソフトウェア無線」は、TTRFTECHさんの単著で、アンテナ線を繋いだだけでAM放送が受信できる基板を組み込みマイコンで制御し、スタンドアローンのFMラジオをプログラムする内容らしい。
　1981〜1988年頃に愛読していたINTERFACE誌は、時代の先端を走るとんがった雑誌で、筆者にとってはUNIX文化に触れる得難いものであった。その後、筆者の今年に入ってからの各号の特集はどれも目を見開かされるようなものばかりであって、30年ぶりに筆者が回帰するのを待っていてくれたのはうれしい限りである。